生意気を持て余しているので

時間と生意気を持て余した女子大生の雑記ブログ。一番新しいものを除き、お気に入りの記事順に時系列バラバラで並べ替えてあります。

ユーチューバーがクソすぎたんだが(前編)

 

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友達が撮った鏡を確認する私

どうも~こんにちは、まいりです。

最近寒くなってきましたね...

私は相変わらず毎日楽しく過ごしています。

 

おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。

 

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ところで。

今日は、YouTuberに動画削除を頼んだらクソほどめんどくさかった話をします。

 すごく大変でした。もう二度とあんな思いしたくない。。。

無知は罪であるのだと思い知った事件でした。

 

いろんな人の知恵を借りて涙を流してなんとか解決した話です。

恋愛一切ありません!!(いつも痛い恋愛をしているわけではない)


さぁ本題。

ことの発端は大学2年生の夏休み。今年の夏休み。

私は渋谷にいた。

中学の同級生と会った帰りだった。終電を逃したのだ。

行きつけのバーでマティーニを飲みまくって、気持ちよく酔っていた。

始発まであと2時間。kindleでも読んで時間を潰していよう。と思い渋谷駅に座っていたら、声を掛けられた。

「お姉さん、撮影協力してもらえませんか?」

出、出~!!これが噂のyoutuberか~!。酔った頭でそう思った。

 

始発まで時間はあるし、なんだか面白そう。

「いいよ」

快諾した。

この、なんだか面白そうという感覚ほど怖いものはなくて、特に若者はこの、「なんだか面白そう」にとても釣られやすい。おいでよどうぶつの森のスズキ並にポンポン釣れてしまう。

  

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おそらく日頃から断られることに慣れてしまっているのだろう。

彼らは快諾されたことに驚いた様子だった。そして同時に、すごく嬉しそうだった。

どうやら男軍団の動画に女が出るってだけで再生回数が伸びるらしい。

 

話を端折ると

私は動画に出て、その動画は次の日くらいにアップされた。

別に、思った通りの出来だったし、

youtubeでちゃったよwwwやべぇウケるwww」くらいにしか思わなかった。

彼らとの繋がりはこの動画でできた。

 

メンバーのうちの一人とLINEを交換した私は、夏休みだったこともあって彼らと頻繁に連絡しあった。

「また協力してほしい」と言われれば「もちろんするよ!」と答えていた。

必要とされている感覚が私を気持ち良くした。

ちょうど、誰かの役に立ちたいと思っていたのだ。

 

そして協力した。

1回目の出会いの動画の後に、2本動画を撮った。どちらも車で1時間半くらいの距離まで撮りに行った。

1本目の動画は横浜の廃墟であった。

 

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深夜に出発して、移動時間含めだいたい7時間くらい撮影に協力した。

Youtuberの職業病なのかなんなのか知らないが、彼らはカメラのスイッチが入った途端人が変わる。

なんとかきちんと役目を果たしていい動画にしようと思っていた私は撮影直前に

「なんか、段取りとかないの?ここでこうするからこうリアクションして。とかさ」

と聞いた。

「それはノリで大丈夫!!リアル感なくなっちゃうから、まいりちゃんは自然にしてていいよ!!」とストロングゼロを渡しながら彼は言った。

要は、「酔え」ということらしい。

わかった。編集でうまくやるのだろう。そう思った私は自然体で撮影に臨んだ。

結果は散々だった。

罰ゲームでキスを要求されたり(無論拒んだが)、ノリで頭をはたかれたりした(拒めなかった)。

多分私は笑っていたと思う。

カメラが回っているという精神的圧迫により、これは「撮影なのだ」というスイッチに切り替わっていた。

テレビでもなんでもないのに。

なんだかそのお門違いな意識が今となっては香ばしい。

 

結果的にいうと、この動画はボツになった。

 

ボツの理由ははぐらかされたけれど、おそらく私の怖がるリアクションだったり、キスを拒んだシーンがダメだったのだな。と思った。(彼らの他の動画の協力者たちはバンバンに彼らとキスしていた)

7時間も費やしたのに結局泡になってしまうだなんて、と帰ってちょっと落ち込んだ。

 

1週間後、また連絡がきた。正直あまり気乗りはしていなかったけれど、前回は自分のせいで動画がボツになってしまったと思っていたため、申し訳なさも相まって断れなかった。

断る力を読んでおかなかったことを激しく後悔した。

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3度目の撮影当日は、駅のコンビニまで車で迎えに来てもらった。

そして車に乗り込んだ瞬間にこう言われた。

「今からまいりちゃんの家行くから!!」

いやいやいやいや聞いてねぇって。

通り魔にもほどがあんだろ。いきなり後ろから刺されたようだった。

「ごめん、それは、それだけはマジで無理。」

YESマンの私も譲れないポイントはちゃんと持っている。

この男三人を家にいれるなんて絶対無理!!!絶対ダメ!!絶対ダメンチルドレン!!!

ていうか先に言っといてくれよ。そしたらちゃんと断れたのに。

当日撮影直前にそんなこと言われたって対応できるわけがない。

「だって突撃企画だもん、言ったらリアリティが薄まっちゃうでしょ?」

知らねえよ。それはそっちの理由だろ。

情熱大陸でも撮るつもりですか?ここがまいりのアナザースカイってか?

モニ◯リングですらヤラせだと言われているのにたかがYoutuberの女子大生の企画にリアリティなんていらねぇだろ。

もうこの辺から私はグダりまくっていた。

ナンパ師ならうまく私のグダ崩しをしてくれたのかもしれないけれど所詮相手は童貞Youtuber。そもそもコミュ力が低い。

新宿のストナン師の方がよっぽどいい仕事をする。

彼らは童貞特有のテンションと勢いだけでやって来た感がプンプン丸だ。

「じゃあ、私の家じゃなくて物置部屋ならいいよ。」

ここが妥協点だった。

当時仲良くしてもらっていた男性に、部屋を自由に使っていいと都内の一室の鍵を渡されていた。その男性もそこは倉庫的に使っていて、私はテスト期間にお世話になったりもした。(声を大にして言うが、パパ活をやっているわけでは断じてない。)

「わかった。」

渋々、と言った感じだったがなんとか彼らの了承を得て、撮影が行われた。

今度は、ノリでウイスキーを一気させられた。もちろん断ることはできたと思う。

でも、断ることが怖い雰囲気だった。わかっている。さすがにここで悪いのは私だ。 

 

撮影。

思い出したくもないのでその時の詳しい状況は省く。

(彼らの名誉の為に言っておくが、性的嫌がらせは受けていないし、部屋も綺麗に使ってくれた。あくまで撮影態度が精神的に嫌だったということ。)

 

何日か後にアップされた自分がでた動画をみて驚いた。

これはなんだ。思っていたのと違いすぎる。地球は青かった並みの衝撃。

そして低評価の嵐。

高評価10・低評価10000くらいの割合(マジで)

もちろんコメント欄も大荒れ。

救われたのは、私に対するアンチコメは一切なかったことだ。

よかった。

「うっせぇブス。」とか書かれてたら泣いちゃうところだったよ。

こう見えても私のハートはキャピラリーより割れやすい。

キャピラリー

 

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(理系大学生が実験でバカみたいにポキポキ割るやつ)

コメントの大半はその男youtuberの態度の悪さにガガーリンになってしまった視聴者たちで「マジで驚きました!なにこれやばくね。」とか「今すぐ消したほうがいいよ。」とか「引いた。チャンネル解除します」とか。その類のコメントであった。

 

こんな低評価まみれのクソ動画に(被害者扱いになってるとはいえど)自分がメインとして出演しているという現実や、これを私の家族や将来の(結婚できるかわからないが)旦那が見たらどう思うんだろうと考えたら、消してもらうしかないなと思った。

そして、私は動画削除をお願いすることを決意した。

 

ここからが、ファッ◯ンめんどくさかった。

 

長いので後編に続きます。

 

ではではでは。

 

次回の放送は〜!!!

ラスボスとの戦い!涙!感動! の3000字!

〜思わずこぼれた涙と溢れ出す思い出。果たして、動画は消せるのか?!〜

 

をお送りします。どうぞお楽しみにしていてください。

 

3連休。寒くなってきましたが、どうぞごゆっくりお過ごしくださいませ。

 

ー ユーチューバーがクソすぎたんだが(前編)ー